こんにちは。
私の名前は「あんこ」。 9ヶ月の女の子です。
今年の春、福島で原発事故があって、ご主人様に連れられて函館まで引っ越してきたの。
ワンニャンレスキューで暮らせることになって4ヶ月が経ちました。
新聞やテレビのニュースでは、避難所暮らし飼い主とは一緒に住めなくて、避難所から遠い施設で暮らしているワンちゃんや猫ちゃんが居るって伝えていて、なんだか心が痛んじゃいます。
でも3日に一度、片道1時以上をかけてペットに会いに行くご主人様も居るんだって。
愛されてるのね。
私のご主人様は函館での新生活に向けて頑張っているらしく、忙しくて会いに来られない様なの・・・。
新聞の記事で２回ほどご主人様の姿を見たわ。
元気そうなで安心しました。
でもチョット淋しいわ。
３月に函館に来て、その時が生後３・４ヶ月でしょ。
３月からご主人様に会ってないし・・・。
正直、ご主人様の顔を忘れちゃいそうよ。
ご主人様は私の事を覚えているのかしら？
ココに居ても「ご老体」ばかりで遊び相手がいないのよ。
楽しみは散歩とゴハンだけ。
ご主人様と思いっきり遊びたいわー！
こんにちは。 ゴン太だよ。
突然だけど、僕に新しい飼い主が現れたんだ。
うれしいよーぉ･･････ うれしいよーぉ！
HEROESのヒロ･ナカムラじゃないけど・・・ヤッター！
実はもう新しいお家に引越しして、室内に暮らしてるんだよ。
ワンニャンレスキューと違って待遇が良くて良くて。
やっぱり僕たち犬は、少数で人のご厄介になるのが一番。
ワンニャンの時は大勢で少数の人のご厄介になってたから、なんだか待遇が悪くてね・・・、なーんて言ったら、犬のオバチャンにヤキ入れられちゃうか（汗）
僕が貰われた経緯には色々と事情があったんだけど、最近のワンニャンは変化の時でして、ちょうど良いタイミングでした。
ワンニャンは変化ってのは、ボランティアの人の出入りだったり、僕たち犬が暮らす場所の減少だったりと、全盛期の様な活動をしたくても出来ない状況になったこと。だから他の犬や新しく保護する犬達のためにも、この次期に 僕が ワンニャンを卒業したことはナイスなタイミングなんだ。
ん？ 他の犬じゃダメだったのかって？
だって僕くらいしか元気溢れる若者がいないんだもーん。
下半身不随のオムツ犬が2匹くらいでしょ、なんだか精神的に難儀な犬も2匹くらいいるでしょ、東北の被災犬も2匹はダメでしょ、棺おけに2～3本 足を突っ込んだジジババがたくさん・・・でしょ。
ね。 いないでしょ。
僕に続いて卒業できそうなのは「クロの姐御」と「モモちゃん」くらいかな～。
他の犬のほとんどは、バリバリの要介護認定って感じだからね。
まぁ、とにかく、僕はワンニャンを無事に卒業しました。
ブログのタイトルに僕を起用しなかった事とか、今回の投稿にすら僕の写真を使わない等、ブログを書いている人に対して若干のウラミもあるけど・・・。
新しい飼い主さんのところで幸せに暮らしますので、さよならでありんすー。
ゴン太
