こんにちは、ゴン太だよ。
先週の地震は函館でも大変だったね。
東北では現実とは思えない被害がでたり、今も大変な状況にいる人や動物がたくさんいて、なんだか・・・もう・・・。
でね
昨日の事なんだけどワンニャンのオバチャンの所に保健所から電話がきたんだ。
「東北から避難してきた人の飼い犬をしばらく預かってほしい。」とのこと。
①東北の人が函館に犬を連れて避難
②犬と暮らしたいけど、いろいろと無理なので函館市役所に相談
③函館市役所が保健所に「どうにかして」と依頼
④保健所がワンニャンレスキューに「お願いできませんか?」と依頼
⑤緊急避難的処置としてワンニャンレスキューで預かり決定
こんな経緯でした。
保健所のおじさんに連れてきてもらいました。
今、原発で大変な南相馬市から来たんだって。
詳しくは2011年3月19日付けの北海道新聞朝刊28面に掲載してあったよ。
初めての所で不安なんだね。 全力で「くんくん」しています。
やっと顔を上げてくれたよ。
水はあげるから仲良くしてね。
さらーに、暖かいお家の方にも来たんだよ。
ご老体達が「誰?」ってやってますね。
その子は「あんこチャン」って言うんですよ。
まだ生後3~4ヶ月だそうで、好奇心旺盛なのか一時たりと「じっと」しません。
ブレブレの写真はカンベンして下さいね。
この場所には珍しい「若いの」が来たんで、ご老体に若いパワーを注入してほしいです。 はい。
今回の受け入れは函館ワン・ニャンレスキューの原則を捻じ曲げた「超緊急避難的」な受け入れ。
「今回の大震災で函館に避難してきた犬猫の一時的な預かりには出来る限り協力したい。」とオバチャンは考えているようですが、ワンニャンの受け入れ態勢にも限界(かなり低い)がありますので、全ては物理的に無理。
でね、これからも今回の様に「犬猫が避難してきたは良いけど、住む所に困っちゃう。」ってことが有ると思うんだ。 だから 「ウチで1匹くらいなら預かるよー」 って人がいたら、予め保健所に教えて欲しいんです。
そしたら滞ることなく受け入れられるでしょ。
市立函館保健所 生活衛生課 環境・動物衛生担当
TEL 0138(32)1521 FAX 0138(32)1505
こういう事は先手先手でやらないと、事が起こった時に困るからね。
行政が動き出す前に市民が動き出しちゃえば、行政もやらざるを得ないでしょ。
がんばれ、日本。
がんばれ、東北。
ゴン太